私と近沢レース店 Vol.005「それぞれのアイテムに、贈った時やいただいた時の思い出が詰まっています」——ソプラノ歌手 宮地江奈様
- 私と近沢レース店
- 2023.06.16.
みなさま、こんにちは。オンラインショップスタッフのひとみです。
本日は、近沢レース店をご愛顧いただいておりますお客様へ、貴重なお時間を頂戴しインタビューさせていただきました。近沢レース店を知ってくださったきっかけは?どのようなアイテムをお使いくださっているのか?など、伺ってまいりましたのでぜひご覧くださいませ。
——いつもご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。自己紹介をお願いいたします。
はじめまして。宮地 江奈(みやち えな)と申します。幼い頃から歌が好きで、現在は夢が叶い、ソプラノ歌手として活動しております。
インタビューのご依頼をいただいたときは、「近沢レース店愛を語ることが出来るなんて!」と、大変高揚いたしました(笑)。
いつも百貨店やオンラインショップで購入することが多く、元町本店は久しぶりに訪れましたので、嬉しい機会をありがとうございます。
——近沢レース店との出会いについて教えてください。
実は数年前にポーチを探していて。なかなか、これだ!というポーチに出会うことができなかったのですが、ふとネットでメッシュポーチを見つけたのです。
母に、「一緒に注文する?」と聞いたところ、「あら、近沢レース店のじゃない。懐かしいわね。」と言われたことがきっかけです。
その時にはじめて聞いたのですが、関西生まれの母が、むかし横浜に遊びに来た時に近沢レース店のピアノ掛けをお土産に購入したのだそうです。長く愛用していたようで、私もピアノを弾く度に触れていたのは近沢レース店のものだったと知りました。
メッシュポーチについては、母も欲しくなったようで色違いで購入しました。はじめはひとつだけ注文しましたが、軽くて、仕切りもあって、中身は見えるけれど丸見えではないところも丁度良くて。
その後、追加でサイズ違いも購入しました。母とは不思議と気に入った色が分かれるので、よく色違いで近沢レース店のアイテムを楽しんでいます。
——近沢レース店のお気に入り商品を教えてください。
メッシュポーチ
近沢レース店を知るきっかけになったメッシュポーチは、やはりいまもずっとお気に入りです。
声楽の先輩方にも自分のお気に入りを知っていただきたくてプレゼントしています。
マチ付きタイプのものは、見た目よりもたくさん入るので、舞台用のメイク道具を入れることが多いですね。ファンデーション、リップクリーム、口紅、グリッターラメ、舞台用のピアスを付けるときは私服のピアスもポーチにしまうことがありますが、中身が見えるので安心です。
タオルハンカチ
オペラのお稽古は体力勝負なこともあり、運動と通ずるものがあります。汗をかいて、Tシャツを着て、それでもハンカチは近沢レース店のものだと「エレガントさを忘れていないぞ」と思えるというか(笑)。
吸水性もばっちりで、綺麗に見えて、アイロンがいらないところが気に入っています。お稽古中に綺麗なハンカチが目に入ると気分も上がりますし、上品なものからポップなものまであるので、私服とドレスアップの時でもモチーフを変えて楽しんでいます。
ショール/ストール
これは職業柄なのですが、声楽家なので喉を守ることに敏感です。電車やバスでも急に寒さが気になることがありますし、複数人でのお稽古では稽古場での体感温度も異なるので、そんな時にショールなどは必須アイテムですね。
歌うとすぐに暑くなったりもしますので、上着よりもさっと羽織れるものが重宝しています。
ストックケース
サテン生地で、キルティングのようなストックケースがありましたよね。友人が使っていて、舞台用のコルセットなどを入れるのに便利だそうです。サテンは衣装なども傷がつかないので大好きなのですが、同じストックケースが欲しいと思ったらもう手に入らなくて。私は巾着のものをランジェリーケースとして使っています。
巾着タイプも、チャックで衣装を傷つけることがないので、とても気に入っています。でもやっぱりあのストックケースが忘れられないのです!また発売されたらいいなぁと願っているアイテムです(笑)。
レーストート
移動が多いので、レーストートはいつも持っています。キャリーバッグと、貴重品を入れた小さめのポシェット、そしてレーストートには、すぐに取り出せる折りたたみ傘やお水、楽譜データが入っているiPadを入れるスタイルが気に入っています。
明るいお洋服が好きなので、つぎは新色のネイビーをと思っていましたが、グリーンも美しい色で素敵ですね!キレイ目のお洋服でも、カジュアルなお洋服でも様になるので、色違いで複数持っています。
——これから挑戦してみたいアイテムはございますか?
日傘
日傘は、ずっと欲しいと思いながらも荷物になるので迷っていたのです。荷物を少なくする、という意味では晴雨兼用傘がいいかなと思っていたのですが、ラベンダーの折日傘すごくいいですね!この収納袋を考えた方、天才!(笑)
縦型の収納袋はよく見かけますが、バッグのように持てるこんなに素敵な袋までついているなんて、嬉しいです。
レーストートに入れようと思っていましたが、しまってしまうのはもったいないですね。高級日傘も、舞台衣装のような素晴らしさで見惚れてしまいます。
エアリーバッグ
エアリーバッグも、ずっと素敵だなと思っていたのですが迷っているうちに売切れてしまって…ちょっと持ってみてもいいですか?
この軽さがすごいですよね。どうしても荷物が多くなってしまうので、軽いバッグは本当にありがたいのです。持ち手が丈夫で、底鋲がついているのも、私には重要なポイント。柄物のお洋服とも合わせやすいのが驚きです。
——贈ったギフトや、贈られて嬉しかったギフトの思い出はございますか?
そうですね。贈ったギフトでは、私の声楽の師匠であるアンドレア・ロスト先生へ近沢レース店のアイテムをプレゼントしました。留学する際に、遥々日本からハンガリーへお持ちしたのですが、先生は大変喜んでくださって。
ちょうど、クリスマスの時期だったので、クリスマスのハンカチと、日本好きな先生へキティちゃんのポーチと一緒にお渡ししました。私もお揃いのクリスマスハンカチを持っていて、そのハンカチを見ると先生のお顔が浮かびます。
それから贈っていただいたギフトでいうと、私が「近沢レース店が好き」と公言しているので、お客様から近沢レース店のアイテムをいただく機会も増えました。特に美術館でしか手に入らないハンカチは嬉しかったですね。
音楽と美術。芸術に通ずるものが感じられて、気に入っています。公演後にお花をいただく機会も多く、お花を飾る際にハンカチを花瓶敷のように飾って、「また頑張ろう」と思う時間を大切にしています。
————この記事を読んでくださった方、近沢レース店に興味のある方へメッセージをお願いします。
耳や心が喜ぶ音楽に出会えると、私はとても幸せな気分になります。同じように、目や心が喜ぶものに出会えると、同じような気分になるのですが、私の中で「近沢レース店」のアイテムはそのひとつです。
夢は、私のコンサートで近沢レース店さんとのコラボアイテムをつくること。そうなれるように、私も日々心躍る歌をお届け出来るようになれたらと思っています。これからも、近沢レース店のファンとして、心躍るアイテムを楽しみにしています!
プロフィール
宮地 江奈(みやち えな)
大阪府で生まれ、3歳から東京で過ごす。
東洋英和女学院高等部卒業後、国立音楽大学音楽学部演奏学科声楽専修を卒業。
同時にオペラ・ソリストコースを修了。
同大学院音楽研究科修士課程声楽専攻オペラコース修了。
学内選抜により、2011年には『Vocal Concert』『ソロ・室内楽定期演奏会~秋~』に出演。
その他、2012年『卒業演奏会』『第82回読売新人演奏会』東京新人演奏会』に出演 。大学院修了後すぐに二期会研修所マスタークラス修了(修了時には優秀賞、並びに奨励賞受賞。)
新国立劇場オペラ研修所修了。在籍時にANAスカラシップ制度により、ミラノスカラ座、バイエルン州立歌劇場付属研修所で短期研修を受ける。
文化庁新進芸術家海外研修制度によりハンガリーにて研鑽を積む。
リスト音楽院にて、アンドレア・ロスト、ミクロシュ・ハラズィに師事。第32回ソレイユ音楽コンクールで第3位及び審査員奨励賞受賞。
第28回、第39回霧島国際音楽受賞。
第16回東京音楽コンクール声楽部門入選。第33回奏楽堂日本歌曲コンクール歌唱部門奨励賞受賞。
第5回浜響ソリスト・オーディションにて第一位入賞。
2018年6月には二期会ニューウェーヴ『アルチーナ』モルガーナ役に抜擢。
2018年11月には『後宮からの逃走』にてブロンデ役で二期会本公演デビュー。
2019年6月には『ヘンゼルとグレーテル』にて露の精、眠りの精で日生オペラデビューを果たす。その後、日生劇場ファミリーフェスティバル『アラジンと魔法のヴァイオリン』『アラジンと魔法の歌』にも主要キャストとして出演。『カプレーティ家とモンテッキ家』ではジュリエッタカヴァー役を務める。
2022年には宮本亞門演出の『フィガロの結婚』でスザンナ役を好演。
同じく宮本亞門演出の『パルジファル』には花の乙女1で出演。
また、新国立劇場のオペラ公演では『ジャンニ・スキッキ』ネッラ役、『魔笛』夜の女王役のカヴァーキャストを務める。
その他にも『コジ・ファン・トゥッテ』のデスピーナ役、フィオルディリージ役、『リゴレット』ジルダ役、『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタ役、『ラ・ボエーム』ムゼッタ役などで、オペラや演奏会に多数出演。
クラシック以外にもBS-TBS『日本名曲アルバム』に出演するなど歌謡曲も得意とし、ミュージカル曲やクロスオーバーにも定評がある。アンドレア・バッティストーニに『ソルヴェイグの歌』のソリストに抜擢されるなど、幅広いレパートリーを持つ。
近年では『モーツァルト・レクイエム』や『フォーレ・レクイエム』などの宗教曲もレパートリーとして力を注いでいる。
2022年、メゾソプラノ歌手の藤井麻美とともに「ARTS MIX」を結成し、旗揚げ公演となる『リゴレット』を上演し、好評を博す。
新国鑑賞教室に『魔笛』夜の女王役で出演予定。二期会会員。