13年目の結婚記念「レース婚式」とは?意味や由来とおすすめプレゼント9選
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- 2023.05.07.
「レース婚」という言葉を聞いたことはありますか?
結婚13年目のお祝いをするのが「レース婚」です。50年目の金婚式や25年目の銀婚式は有名ですが、1年目から15年目、その後は5年ごとの結婚記念日に名前がついているのです。
今回は、レース婚式の意味や歴史、パートナーに贈るおすすめのプレゼントについて紹介します。
結婚記念日のプレゼント選びに毎年悩んでいる方はもちろん、プレゼントをしたことのない方も、ぜひ読んでみてくださいね。
レース婚の意味や由来
結婚して13年目のお祝いをするのが「レース婚式」です。
「レース婚」の名前の由来は、お洋服やハンカチなどにも使われている「レース」からきています。
「レース」とは、糸で透かし模様をつくる織物を指し、糸の宝石と称されてきました。
糸と糸をより合わせて、織りなされるレースのように、夫婦二人で人生を彩っていく愛や幸せの象徴として「レース婚式」と呼ばれているのです。
レース婚の歴史
結婚記念日の発祥はイギリスです。15年目までは1年単位、15年目以降は5年ごとに結婚記念日を祝う風習があります。
結婚して25年目の「銀婚式」、50年目の「金婚式」は有名です。実はそれ以外にも結婚記念日には名前がついているのです。そして結婚記念日には名前にちなんだプレゼントを贈ります。
結婚記念日のプレゼント選びで毎年悩んでいる方は、結婚記念日の名前に合わせてプレゼント選びをするのも良いかもしれませんね。
結婚記念日には以下のような名前がついています。
- 1年目:紙婚式
- 2年目:藁婚式・綿婚式
- 3年目:革婚式
- 4年目:花婚式・書籍婚式
- 5年目:木婚式
- 6年目:鉄婚式
- 7年目:銅婚式
- 8年目:ゴム婚式・青銅婚式
- 9年目:陶器婚式
- 10年目:錫婚式・アルミ婚式
- 11年目:鋼鉄婚式
- 12年目:絹婚式・亜麻婚式
- 13年目:レース婚式
- 14年目:象牙婚式
- 15年目:水晶婚式
- 20年目:磁器婚式
- 25年目:銀婚式
- 30年目:真珠婚式
- 35年目:珊瑚婚式
- 40年目:ルビー婚式
- 45年目:サファイア婚式
- 50年目:金婚式
- 55年目:エメラルド婚式
- 40年目:ルビー婚式
- 60年目:ダイヤモンド婚式
- 65年目:ブルースターサファイア婚式
- 40年目:ルビー婚式
- 70年目:プラチナ婚式
レース婚を迎えるカップルへのプレゼントの選び方
「レース婚式」では名前にちなんで「レース」を使用した商品や「レース」がデザインにあしらわれた商品がプレゼントとして人気です。
日頃の感謝の気持ちを込めてパートナーに使ってもらうものを贈るのも良いですし、結婚記念日なので、夫婦で使えるものをプレゼントするのも良いでしょう。
パートナーへ感謝を込めたプレゼントを選ぶときのポイントは季節に合わせて選ぶことです。手袋や日傘、ストールなど季節に合わせることですぐに使えて喜ばれます。
レース婚を迎えるカップルへ、おすすめのプレゼント9選
結婚13年目の「レース婚」でのプレゼントはレース生地が使われているものやレースのデザインが施されている商品がおすすめです。しかし最も大切なのはパートナーへの感謝の気持ちを伝えることです。
ここでは「レース婚」を迎えるカップルへおすすめのプレゼント9選を紹介します。
テーブルクロス
テーブルに一枚敷くだけで、部屋の雰囲気を変えられるのがテーブルクロスです。「レース婚式」のプレゼントで贈るテーブルクロスは、レース素材のものがおすすめです。
もともと日本にはテーブルクロスを敷くという習慣はありませんでしたが、最近ではテーブルコーディネートを楽しむ方が増えています。テーブルクロスを数種類用意しておいて、季節やイベント、その日の気分などによってコーディネートをすると毎日の生活に豊かさを感じることでしょう。
「レース婚式」でプレゼントされたテーブルクロスを囲って食事をするってなんだか幸せな気持ちになれそうですね。
カーテン
レースといえば「カーテン」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
通常「カーテン」をプレゼントする機会は少ないかもしれませんが、結婚記念日のお祝いとしてはピッタリです。
もしも結婚生活13年でカーテンを変えていないようであれば、「レース婚」を機に変えてみるのも良いかもしれません。
特にレースカーテンを変えている人は少ないかもしれません。レースカーテンの緻密な模様は、光を取り込みながら目隠しの効果があり、エレガントな雰囲気を演出します。
ショール
「レース生地」のプレゼントとしては「ショール」もおすすめです。ショールであれば素材を変えることで季節に合わせてプレゼントすることができます。
レースの装飾が施されたウール素材のショールであれば秋から冬のプレゼントとして最適です。家の中でもちょっとしたお出かけにも洋服の上から羽織ることができるので便利に使えます。
また、「レースのショール」は結婚式などのドレスに合せると、一枚で雰囲気をがらりと変えることができます。
ショールは、季節や目的にあわせて素材を選べば幅広いシーズンで活躍するアイテムです。
ハンカチ
レース素材のハンカチは「レース婚式」で気軽に贈れる定番のプレゼントです。
ハンカチは出かけるときの必需品です。せっかく持ち歩くなら使うときに気分があがるものを使いたいものです。レースが施されたハンカチであればおしゃれで高級さを感じられることでしょう。
マグカップ
「レース婚式」のプレゼントは、レース素材のアイテムだけでなく夫婦で使えるものを選ぶのも良いでしょう。マグカップは夫婦で日常的に使うことができるので結婚記念日のプレゼントとしておすすめです。
マグカップの中にはレースの模様が施されたものもあるので「レース婚式」では、そのようなデザインのものを選んでも良いかもしれませんね。
夕食後のひと時に、夫婦で「レース婚式」のマグカップを手にほっとした時間を過ごせると良いですね。
お皿
お皿は夫婦の日常に欠かせないアイテムです。実用的なプレゼントの方が喜ばれる場合には、お皿がおすすめです。
ただし、いくら実用的な方が良いといってもどこにでもあるようなお皿だと結婚記念日のムードが出ません。
せっかくの「レース婚」なので、お皿の縁にレース柄が施された商品やインパクトのある商品など、思い出に残るお皿を贈りましょう。
手袋
「レース婚式」のプレゼントとして手袋は定番です。
レースをあしらった手袋は、エレガントに着こなすことができ、夏は紫外線対策として、冬は寒さ対策として使用できます。プレゼントを贈る季節に合わせて素材を選ぶと良いでしょう。
日傘
レースをあしらった日傘は、夏場の「レース婚式」のプレゼントにぴったりです。
日傘を選ぶときには、UVカット率や遮光率、通気性などをチェックして選びましょう。
また贈る相手に合せてデザインを選ぶことも大切なポイントです。
トートバッグ
お買い物やお出かけ時に活躍するトートバッグ。レースのトートバッグは「レース婚」のプレゼントとしておすすめです。レースのデザインがあしらわれたトートバッグは、エレガントなデザインと使いやすさが魅力です。
折りたたみや収納ができるものであれば、旅行や出張の時のサブバッグとして活用できて便利ですね。
アンティークレースジュエリー
「アンティークレース」とは、16世紀から20世紀初頭までに作られたレースをさします。現代のレースと違い、糸が非常に細く、熟年の職人たちの手によって気の遠くなるような時間と労力をかけて織り上げられていました。現在、当時の糸につかわれた麻や綿の品種は絶滅しており、同じ糸を紡ぐことは不可能で、同時にそれをレースに織り上げる技法もほとんどが絶えていることから、アンティークレースを現代に蘇らせることができません。
そしてその貴重なアンティークレースを、世界的なレースの収集家、鑑定家であるダイアン・クライス氏が所蔵するコレクションから厳選し、身に着けられるジュエリーとしてアレンジしたものが「アンティークレースジュエリー」です。彼女が自らネックレスや、ブローチのフレームに合わせてレースをカッティングして挟み込むため、同じフレーム、レースの技法でも一点一点レースの表情が変わる、まさに一点もの。
ぜひ自分だけのアンティークレースジュエリーを見つける楽しさを味わってみてはいかがでしょうか。せっかくのレース婚ですから、世界にひとつだけの「アンティークレースジュエリー」を探すのも、なんだかロマンチックで思い出に残ります。
まとめ
結婚13年目の記念日「レース婚」のプレゼントには、レースを使用したおしゃれなアイテムが人気です。パートナーに日頃の感謝を込めてプレゼントを贈るのも良いですし、二人が日常生活で使える商品を贈るのもおすすめです。結婚記念日のお祝いは、きっと人生に彩りを添えてくれることでしょう。
普段は、レース素材を意識してプレゼントを選ぶことはないかもしれませんが、結婚13年目の「レース婚」では思い出に残るエレガントなレースのプレゼントをしてみてはいかかでしょうか。