創業当時の近沢レース店

History 01.

当店は1901年(明治34年)、絹の輸出商として創業いたしました。生糸の貿易が盛んだった横浜にも拠点を据えており、その後、西洋文化の発信地であった横濱元町で、日本では珍しかったリネンストアーに転進することとなります。
当時の横濱元町は、主に山手居留地に住む外国人の方が利用していました。そのため、横濱元町は花屋や西洋家具屋、パン屋などといった、外国人のお客様向けのお店が立ち並ぶようになったのです。

History 02.

リネンストアーの開業後は、店頭に麻生地を置き、外国人のお客様向けに、テーブルクロスやベッドリネン、ハンカチ、夏には開襟のブラウスなどをオーダーメイドでお作りしていました。
レースを取り扱うようになったきっかけは諸説ありますが、当時、山手居留区に住んでいた外国人の方々から、レースを使ってほしいとご要望いただくようになったことが有力とされています。

History 03.

職人によってレースや刺繍があしらわれた商品は、お客様から好評だったことから、徐々にレースを主力とした商品を取り扱うようになりました。
その後、今日に至るまで、レース専門店としてレース・刺繍の美しさ、温もりをお伝えすべく、世界各地から最適な技術を選択又は融合させた当店独自のオリジナル商品を手掛けております。

History 04.

当店を全国のお客様に知っていただくきっかけとなったのは、元町ショッピングストリートの街づくりがきっかけでした。1966年以降、元町ショッピングストリートの認知度向上のために、全国の百貨店さまと提携したセールやイベントを展開したのです。 その際、当店のオリジナルアイテムがギフトとして好評だったことを受け、全国の百貨店さまより、店舗展開のお声かけをいただくようになりました。

近沢レース店はこれからも、

お客様へ「レースのある夢とゆとりのライフスタルアップ」のお手伝いを続けさせていただきます。

3つのこだわり

Commitments

  • レースの歴史

    レースにはたくさんの種類があります。レースを語る上でかかせないレースの種類についてご紹介。

  • 近沢レース店のあゆみ

    レースは正しくお手入れしていただくことで長くお使いいただけます。レースのお手入れ方法についてご紹介。

  • お客様への想い

    長年当店とお付き合いいただいている、アンティークレース鑑定士のダイアン・クライス氏についてご紹介。