385,000円(税込)
アンティーク・レース鑑定家である、ダイアン・クライス氏によるアンティークレースジュエリー。
そもそも「アンティークレース」とは、16世紀から20世紀初頭までに作られたレースをさします。現代のレースと違い、糸が非常に細く、熟年の職人たちの手によって気の遠くなるような時間と労力をかけて織り上げられていました。現在、当時の糸につかわれた麻や綿の品種は絶滅しており、同じ糸を紡ぐことは不可能で、同時にそれをレースに織り上げる技法もほとんどが絶えていることから、アンティークレースを現代に蘇らせることができません。
そしてその貴重なアンティークレースを、世界的なレースの収集家、鑑定家であるダイアン・クライス氏が所蔵するコレクションから厳選し、身に着けられるジュエリーとしてアレンジしたものが「アンティークレースジュエリー」です。彼女が自らネックレスや、ブローチのフレームに合わせてレースをカッティングして挟み込むため、同じフレーム、レースの技法でも一点一点レースの表情が変わる、まさに一点もの。ぜひ自分だけのアンティークレースジュエリーを見つける楽しさを味わってみてはいかがでしょうか。
17-19世紀「糸の芸術」として王侯貴族に絶大な人気を誇っていたアンティークレース。
その蒐集家として著名なベルギーのダイアン・クライス女史と、シルバーを使った造詣が注目される作家櫻内邦子氏がコラボレーションした他に類を見ないジュエリー。レースの繊細さと、純銀のシャープさが奏でる、美しいハーモニーをお楽しみくださいませ。
【ダイアン・クライス】
1975年 「V&A美術館に」にてアンティークレース研究。
1980年 ブルージュに、クライスショップをオープン。
2005年 愛知「愛・地博」ベルギー館をプロデュース。
2010年 NHK「素敵にハンドメイド」創刊記念12カ月レースコラム掲載。
箱根ガラスの森美術館にて開催の展覧会に出展。「ヨーロッパ貴族の至宝レースとレースガラス展」
2011年 NHK BS「美の壺」鑑賞マニュアルfile220に出演。
2012年 「華麗なるヴィクトリアジュエリー展」出展。
2015年 ダイアンクライス+櫻井邦子展 ベルギー大使館
【櫻内 邦子】
1964年 東京芸術大学工学科鍛金卒業
1966年 同大学院修了。在学中より日展数回入選。但しその後出品せず。
三越、寛士里その他で個展・グループ展等多数開催。
15代楽吉左衛門はじめ多くの陶芸家の水指蓋、茶入蓋制作。
MOA美術館乾山、光淋忌茶会、草月花の茶会等に水指、蓋置等を制作。
1996年 スロバキアのシンポジュウムに招待される
2015年 ダイアンクライス+櫻井邦子展 ベルギー大使館
【レース】
名称:メッヘレン
手法:ボビンレース
レース製作年:18世紀
素材:リネン
産地:フランダース(ベルギー)
【ジュエリー素材】
素材:pure silver(純銀)
サイズ:約縦8.0cm×横4.2cm
【鑑定書】
アンティーク・レース鑑定家である、ダイアン・クライス氏による鑑定書を同封してお届けいたします。
※アンティークレースは、世界にひとつだけの逸品です。ご交換が適いませんのでご了承くださいませ。
※お品物は専用のBOXにお入れして、おリボン掛けをいたします。
※こちらの商品はチェーンを通してペンダントとしてもお使いいただけます。
※近沢レース店オリジナルの紙袋をお付けいたします。
アンティークレースジュエリー/ブローチ(メッヘレンK27)
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