9月のシーズンタオルハンカチは、おやすみなさいと優しくささやいてくれる「夢喰いバク」と、恋人たちの切なくも深い愛の物語に登場する「勿忘草」。
雲ときらきら星、そしてやさしいバクさんは、ゆったりとした時間を感じさせてくれそう。
清楚なお花の勿忘草は、実は2019年に大人気だったレースです。今年はカラーリングを変えて、帰ってまいりました。初代の勿忘草をお持ちの方は、ぜひその違いもお楽しみください。
夢喰いバク
夢は、こころのお告げ?
みなさまは、「夢」をみますか?いい夢だと、一日のはじまりがわくわくして。悪い夢だと、ちょっぴり心配になってしまったりもしますよね。
悪い夢を食べてくれるとされている、獏(ばく)。獏は、中国から日本へ伝わった伝説の生物、幻獣です。
悪夢を見た後に「(この夢を)獏にあげます」と唱えると同じ悪夢を二度と見ずにすむのだとか。
やさしいバクさんの、力を借りて。
テーマは安眠、快眠。ふかふかのベットをイメージさせる雲やきらきら星、そして三日月にのった可愛いバク。
幼獣の獏はちょっと怖いので、動物の可愛らしいバクをイメージして作りました。雲と瞬く星は、子供の頃に見た紙芝居や人形劇のような、優しい温もりを表現しています。
次の展開にワクワクした、あの頃を思い出しながらデザインしました。
「Sleep tight(おやすみなさい)」と優しいバクさんに囁かれ、今日も良い夢がみられそうです。
勿忘草
切なくも深い、愛の物語。
小花が開花している光景はとても美しく、目を見張るものがあります。勿忘草(ワスレナグサ)の花言葉は色によって異なります。
ブルーは「真実の愛」「誠の愛」、ピンクは「真実の友情」、ホワイトは「私を忘れないで」。
花言葉は、中世ドイツに伝わる恋人たちの悲恋の物語に由来しています。
ある日、恋人たちがドナウ川のほとりを散歩していると、彼女の瞳のように青く可憐な花を見つけました。彼は彼女のためにその花を摘もうと岸に降りましたが、足を滑らせて川の急流に落ちてしまいます。
彼は溺れながらも、渾身の力で岸辺にいる彼女にその青い花を投げ、「私を忘れないで」と告げ、帰らぬ人となってしまいます。女性はその恋人を忘れることなく想い続け、生涯その花を髪に飾ったと言われています…。
恋人達の切なくも深い愛の物語を知って、より勿忘草が好きになりました。