日傘の選び方は?色や機能など購入前のチェックポイントと、近沢レース店の日傘について紹介

夏場の強烈な紫外線から肌を守る手段として、私たちの生活に欠かせない日傘
完全遮光をうたっているものから、最近は男性でも扱いやすいシンプルでスタイリッシュなデザインのものまで豊富にラインナップされています。

しかし種類が豊富だからこそ、デザインや形状だけでなく、自動開閉・完全遮光など機能面にも気を配る必要があり、自分好みの1本を見つけるというのはなかなか難しいもの。
そこで今回は、日傘を購入する際にチェックすべきポイントを順番解説していきます。
日傘を持つメリットについても触れていますので、ぜひ記事を参考に、お気に入りの1本を見つけてくださいね。

日傘を持つメリット

紫外線対策として真っ先にイメージするものと聞かれて、日焼け止めと答える方も多いのではないでしょうか。
確かに効果的な方法ですが、塗り忘れのリスクもありますし、まんべんなく塗ったつもりでも意外と塗りムラや塗り残しが出てしまうため、日焼け止めだけで対策するのは不十分といえます。

反対に、日傘だけでは地面などからの照り返しを防ぐことはできないので、春先から徐々に強くなる厄介な紫外線をシャットアウトするためには、日傘と日焼け止めを上手に活用し、併用していくのがよいでしょう。

もう一つ、日傘の大きな役割が、熱中症をはじめとした暑さ対策です。
現在は屋内でも熱中症に警戒する必要はあるものの、やはり屋外の方が発症リスクは高く、十分な対策を行わなければなりません

日傘は身近で手軽にできる対策としておすすめで、実際2018年8月に埼玉県が行った調査によると、日傘ありとなしでは暑さ指数(WBGT)が1.3〜1.7℃、サーモグラフィでは輻射熱(ふくしゃねつ)が10℃程度軽減されることがわかっています。

この調査結果からもわかるように、日傘には直射日光を避け体感温度を下げてくれる効果があるため、暑い季節のお出かけのお供として大活躍してくれることでしょう。

参考:「暑さ対策」としての日傘の普及啓発/埼玉県庁公式サイト

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日傘の選び方

日傘の重要性を理解したところで、早速購入する際にチェックすべきポイントをみていきましょう。

これだけは抑えておきたい日傘選びのポイントは、「遮蔽率・遮光率」、「タイプ」、「デザイン」、「機能面」、「色」の5つ。
日傘選びで迷うことがないよう、それぞれのポイントを順番にみていきましょう。

01. 遮蔽率・遮光率で選ぶ

まず、日傘を購入する前にチェックしたいのが遮蔽率と遮光率の2点です。
あまり日常では聞きなれないワードですが、日傘を購入する際によく目にする用語ですので、概要に説明しながらポイントについて解説していきます。

遮蔽率(しゃへいりつ)とは

遮蔽率(しゃへいりつ)とは、どれくらい紫外線を防ぐことができるのかを数値で表したもので、商品説明欄にはUVカット率(紫外線遮蔽率)と表示されることが多いです。
当然、この数値が高いほど紫外線をさえぎる効果が期待でき、ほとんどの商品が90%以上、なかにはUVカット率100%をうたっているものもあります
紫外線対策として日傘の購入を考えている場合、遮蔽率の数値に注目して商品を絞っていくとよいでしょう。

遮光率(しゃこうりつ)とは

一方で遮光率(しゃこうりつ)とは、直射日光を遮る割合のことで、こちらはカーテンにも使われる数値なので、一度耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
遮光率99.00%以上のものを遮光傘、99.99%以上のものを遮光1級傘と呼び、この数値が高いほど、眩しくない日傘ということです。

遮蔽率、遮光率は数値の対象が異なります。どちらも日傘には欠かせない機能ですね。
購入時は、日焼け対策での購入を考えている方は遮蔽率を、日除けのための購入を考えている方は遮光率に、より注目して購入するといいでしょう。

02. 日傘の種類で選ぶ

日傘の種類は、大きく「長傘タイプ」、「折りたたみ傘タイプ」の2つがあり、それぞれ特徴が異なります。
長傘タイプ、折りたたみ傘タイプそれぞれに、メリット・デメリットがあるため、使用頻度やシーンに合わせてベストなタイプを選択してください。

長傘タイプ

長傘タイプは柄が長く、一般的な雨傘と同じタイプの日傘です。雨傘ほどではありませんが、折りたたみ傘に比べてサイズが多いので、紫外線からしっかり体を保護してくれます
日傘の使用頻度が高い方や、外で長時間過ごすアウトドアや、釣り、スポーツ観戦などの外出時は、長傘タイプを選択するとよいでしょう。

ただし、サイズが大きいため、持ち運びに嵩張るということと、置き忘れやすいというデメリットがあります。

折りたたみ傘タイプ

折りたたみ傘タイプは、コンパクトに収納できるため、携帯性に優れています。カバンやリュックサックにしまえるので、手荷物を減らすことができ、ビジネスシーンやちょっとした外出、移動が多い旅行時の使用におすすめです。

長傘に比べ強度で劣るため、強風や風などで壊れやすいというデメリットがあります。

03. デザインで選ぶ

季節は限定されるとはいえ、夏の暑い時期は頻繁に持ち歩くアイテムなので、デザイン面もチェックしておきたいところ。自分のお気に入りのデザインの日傘に出会えると、毎日使いたくなりますよね。

最近の日傘は機能面だけでなく、バラエティに富んだデザインの商品も多数販売されています。フリルがあしらわれた、かわいらしいデザインのものから、レースを使用した高級感溢れるものまで多種多様です。
また、これまでは女性のイメージが強かった日傘ですが、近年の記録的猛暑も影響し、男性の利用も増加傾向にあることから、各メーカー工夫を凝らし男性向けの日傘も多く販売されるようになりました。

ユニセックスで男性も気軽に使いやすいデザインやカラーの日傘も登場しています。通勤・通学にも使用しても違和感がない、ベーシックカラーのシンプルなデザインや、シルバーコーティングが施されたおしゃれ日傘など、豊富にラインナップされています。

近沢レース店でも毎年あらゆるデザインやタイプの日傘を取り揃えていますので、ぜひチェックしてください。

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04. 機能面で選ぶ

自分に合った日傘を購入するなら、遮蔽率やデザインだけでなく、プラスアルファの機能もチェックしましょう。
今回はいくつもある機能の中から、代表的な「自動開閉」、「晴雨兼用」、「耐風機能」の3つの機能について、それぞれ内容を解説していきます。

自動開閉