ジャガード織とは?素材などの特徴や魅力を紹介!

ジャガードについて

みなさまは「ジャガード織」という生地をご存じでしょうか。
もしかしたら名前は聞いたことがあるけれど、具体的にどんな織物なのか知らない方もいらっしゃるかもしれません。

ジャガード織は立体感がある高級感のある織物で、カーテンやクッションカバーから、コートやジャケットまで幅広く使用されています。
丁寧に織り込まれた生地は厚みがあり防寒にも優れているため、まさに寒くなるこれからの季節にぴったりの素材です。

今回はそんなジャガード織について、歴史から魅力まで広くご紹介いたします。

ジャガード織の特徴や素材について

ジャガード織とは、織りで複雑な柄を作り上げていく生地のことをいいます。
無地の生地に印刷するプリント生地とは対照的に、ジャガード織は生地そのものに柄を織り込み、糸の凹凸や陰影、手触りで柄を感じられる特徴があります。

このように手間暇をかけて作り上げられるため、一般的な生地に比べてやや高価ではありますが、糸の太さや素材感によってさまざまな表情を表現できるので美しい立体感や重厚感を感じられるのがジャガード織の魅力です。

ジャガード織に使用される素材

ジャガード織の技術は、さまざまな素材に適応できます。
たとえば、ウール素材を使用したジャガード織は保温性に優れているため、コートやジャケット、寝具などに使用されます。
一方で、シルクやレーヨンで織ったジャガードはやわらかくなめらかな質感が特徴です。繊細な模様が魅力的で、高級な衣料品やアクセサリーにも利用されます。

このように一言でジャガード織といっても、使用する素材によって印象大きくが変化します。
しかしどの製品も高度なデザインと高級感を持ち合わせており、身に着ける人の美しさを引き立たせてくれることでしょう。

ジャガード織の歴史

ジャガード織は1801年にフランスの発明家、ジョゼフ・マリー・ジャガール(英語読み:ジャカード)が自動織機「ジャカード織機」を発明したことで誕生したとされています。

この織機が開発されるまで織物は職人が2人1組になって、1枚1枚時間をかけて作るものでした。
しかしジャガード織機では、穴の空いた特殊なシートを利用することで糸の通し方を制御し、機械によって高度な模様やデザインを作り上げることを可能にしたのです。

このジャガード織は当時の繊維産業にとって革新的でした。フランスから世界中に普及し、1873年にはフランスやオーストリアから初めて日本の京都にも伝わったといわれています。
このようにジャガード織は、織物のデザインや品質の向上を通して、さまざまな産業や文化にも影響を及ぼしました。

「ジャガード」と「ジャカード」は同じもの?

「ジャガード」と「ジャカード」。もしかすると、どちらの表記も目にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
結論から申し上げますと、この2つは同じものを