定番からアレンジまで!一年中使えるストールの巻き方を紹介
- コンテンツ
- 2024.01.28.
ストールは防寒や季節の変わり目など、1年を通して大活躍するアイテムです。しかしいつも同じストールを同じ巻き方で使用していると、飽きがきてしまうこともありますよね。
気分を変えるために、新しいストールの購入を検討している方もいらっしゃるかもしれません。
実は手持ちのストールが少なくても、巻き方のバリエーションを増やすことでさまざまなシーンで利用することが可能です。今回は、簡単なのにおしゃれに見えるストールの巻き方を5つご紹介します。
一年中持ち歩きたい!ストールのメリット
巻き方をご紹介する前に、あらためてストールのメリットをを確認しておきましょう。春夏もの、秋冬ものをそれぞれ1枚ずつ持っていると1年中快適に過ごすことができますよ。
春・夏にストールを使うメリット
ストールというと、肌寒い季節に使用するイメージがあるかもしれませんが春夏の紫外線対策に大いに役立ちます。
紫外線はまだ肌寒い3月ごろから夏にかけて強くなると言われており、この時期に日焼け対策を怠ると将来の肌トラブルにも繋がります。「まだ日傘をさすのは早いかな」、と思う季節には、軽やかなストールをくるりと首に巻いて日差しをカットしましょう。
首元は皮膚も薄く、シミやシワによる年齢が出やすい部位です。春先から日々のケアの積み重ねで若々しい首元をキープすることができますよ。
また、ピンクやオレンジなど肌馴染みの良い明るい色のストールをチョイスすれば、顔色までパッと明るい印象になります。
春夏のストールは、リネンやコットン、ガーゼのようなサラっとしていて乾きやすい素材のものがおすすめです。
もちろん紫外線対策だけでなく、クーラーが効きすぎた建物内での防寒にも役立ちます。
秋・冬にストールを使うメリット
肌寒くなってくると、ストールが本格的に活躍してくれます。首元を温めるだけで体感温度が2〜3℃上がるとも言われており、防寒時には欠かせないアイテムです。
冬はコートやセーターなど防寒対策中心の単調なファッションになりがちですが、ストールの巻き方をアレンジすれば華やかなアクセントにもなります。
また大判のストールであれば、羽織としても活用できます。コートの上から肩にかけることでトレンド感のあるレイヤードスタイルの完成です。
寒い季節のストールは、ウールやカシミアなど保温性の高い素材をチョイスしましょう。素材のボリュームを生かした巻き方をすれば、防寒とファッションの両方が楽しめます。
定番からアレンジまでおしゃれなストールの巻き方5選
ここからは、ストールの巻き方を5つご紹介します。同じストールでも巻き方を変えるだけでいつもとはまったく異なる表情を見せてくれます。
ストールの柄や大きさ、お出かけシーンに合わせて巻き方をアレンジしてみてくださいね。
基本の「エディター巻き」
急いでいる時でも簡単で、鏡の前でなくてもキレイに決まるエディター巻き。通勤や近所へのお出かけなど、日常的に使いやすい巻き方です。春夏用の薄手の生地でも、秋冬用のウールやカシミヤのストールでもきれいに巻けるのもメリットです。
ストールの端が体の正面に来るので、フリンジやレースがついたものをチョイスするとより華やかさが増しますよ。
エディター巻きの方法
- 片方を長くしてストールを首にかけ、長い方のストールを首にひと巻きします。
- 巻き終えたストールの端を首に巻いたストールの下に入れます。
- ストールの端や首元の広げるように整えて完成です。
小顔効果もある「ミラノ巻き(ピッティ巻き)」
一見複雑そうに見える巻き方ですが、やってみると意外とシンプルなミラノ巻き。ミラノ巻きのポイントはストールの厚みです。
厚すぎると巻きづらい上、仕上がりも窮屈に感じてしまいます。柔らかくて分厚すぎない素材を選ぶとおしゃれにまとまりますよ。
存在感のある巻き方なので、シンプルな服装のアクセントにもおすすめです。
ミラノ巻きの方法
- ストールの片方を長く取って、首に巻きます。
- ストールの長い方を首にひと巻きします。
- 短い方のストールの輪っかの内側から少し引き出して隙間を作ります。
- その隙間に長い方のストールを引き入れて形を整えたら完成です。
キレイめな印象の「ニューヨーク巻き」
前面にボリュームが出るニューヨーク巻きは、ロングのフレアスカートやワイドパンツなど、下半身にボリュームが出るファッションとの相性が抜群です。コートは、胸もとがV字になっているノーカラーコートやトレンチコートが窮屈にならずおすすめです。
男性でも使いやすい、シンプルな仕上がりが魅力的な巻き方です。
ニューヨーク巻きの方法
- 片方だけを長くして、ストールを首にかけます。
- 長い方のストールを首にひと巻きし、巻き終えたストールの端をひと結びします。
- ストールの端の形を正面で整えれば完成です。
上品で女性らしい「クロス巻き」
結び目がアクセントになるクロス巻きは、ちょっとした一手間で周りと差をつけられます。
コンパクトに仕上がるので、ボリュームの合うアウターと相性が良い巻き方です。長めのストールを使うと結びやすいですよ。
クロス巻きの方法
- 首にかける前に、ストールの中心を軽くひと結びします。
- 結び目を喉の位置に持ってきて、そのままストールをぐるりと1周巻きます。
- ストールの端を、両方から結び目に通します。
- 形を整えて完成です。
簡単あったか「ポット巻き」
シンプルな巻き方ですが保温性が高く、冬にピッタリのポット巻き。かわいらしいボリューム感がありながらもすっきりときれいなので、どんな服装でも合わせやすいです。
結び目をふんわりさせたり、短いストールを使ったりとさまざまなアレンジも可能。気分に合わせて調整しながら楽しんでくださいね。
ポット巻きの方法
- ストールをゆったりめに首に1周巻きます。
- 首元の前部分を少しひっぱり、ねじって輪っかを作ります。
- できた輪っかに右側のストールを上から通す。
- 左側も同様に輪っかに通し、整える。
まとめ
今回は「ストールの巻き方」というテーマで、5つのアレンジ方法をご紹介しました。一見むずかしそうに見える巻き方も慣れてしまえばとっても簡単です。
カジュアルな日常からビジネス、特別なシーンまでコーディネートのアクセントになってくれます。シンプルながらも、巻き方ひとつでガラリと印象が変わるので、ぜひ様々な巻き方を習得して首元のおしゃれを楽しんでくださいね。