スタッフ20人に聞きました!近沢レース店の「タオルハンカチ」お手入れ方法

ハンカチのお手入れ

みなさま、こんにちは。オンラインショップスタッフのひとみです。

近沢レース店の代名詞ともいえる、「タオルハンカチ」。美しいのはもちろんのこと、洗濯機で洗えて、お手入れが簡単なことが魅力のひとつでもあります。

せっかく素敵なハンカチですから、長持ちさせたい!綺麗に使いたい!というお声も耳にいたします。そこで今回は、近沢レース店で働くスタッフたちがどのようにハンカチをお手入れしているか、リアルな方法を聞いてまいりました。宜しければぜひご覧くださいませ!

近沢レース店「タオルハンカチ」の洗濯表記

ハンカチのお手入れ

近沢レース店のタオルハンカチの裏には、洗濯表記のシールが貼ってあります。洗濯表記とは、5種類の基本記号によって成り立つマークのことをさしますが、みなさまは表記を読むことが出来ますか?それでは、改めて「タオルハンカチ」の洗濯表記を読んでみましょう。

  • 洗い方…液温は40 ℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い処理が出来る
  • 漂白…塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止
  • 乾燥…タンブル乾燥禁止
  • 乾燥…日陰のつり干しがよい
  • アイロン…アイロン仕上げ禁止
  • クリーニング…ドライクリーニング禁止

近沢レース店のタオルハンカチは、基本的にタオル地は今治製で綿を使用しています。一般的に、綿を採用すると上記のような洗濯表記になるのですが、近沢レース店のスタッフの洗濯方法は様々。そこでスタッフ20人にアンケートを実施してまいりました!

洗濯方法どうしてる?スタッフ20人に聞きました!

  • 柔軟剤…使用する(14人):使用しない(6人)
  • 乾燥機…使用する(5人):使用しない(15人)
  • 色柄もの…分ける(4人):分けない(16人)
  • 洗濯ネット…使用する(12人):使用しない(8人)

ランダムにスタッフ20人に聞いてみましたが、正直なところ、スタッフみな自由な方法でお洗濯をしています(笑)。お洗濯は毎日のルーティーンですから、少しでも楽をして、心に余裕を持ちたいですよね。ただでさえ忙しい毎日ですから、ご自身のライフスタイルにあった方法で良いと思っています。

柔軟剤

綿は古くから我々の生活に欠かせない植物素材のひとつです。綿の特徴はなんといっても肌触りがいいこと。さらに吸水性にも優れていることです。柔軟剤を使用すると、繊維の表面に界面活性剤をコーティングしてしまうため、綿本来の吸水力が損なわれてしまうとも言われています。吸水力のみを考えると使用しない方がおすすめですが、柔軟剤を使用すると良い香りがしたり、静電気を感じにくくなったりと、メリットもあります。

乾燥機

洗濯表記上は日陰でのつり干しをおすすめしていますが、うっかり乾燥機に入れてしまった!というスタッフや、日常的に乾燥機を使用しているスタッフもいるのが事実です(笑)。みなさまも気になるところだと思いますので、実際に試してみました!

「タオルハンカチ」洗うとこうなる!

画像サンプル  
参考写真:(左)「エンジェル」、(右)「ハートフラワー」

では今回は、「タオルハンカチ」のなかでもレース幅が広めの『ハートフラワー』で試してみましょう。ちなみに、当店で扱うタオルハンカチのタオル地の大きさはほぼ同じですが、レース幅によって印象が変わってきます。

洗う時は洗濯ネットがおすすめ

ハンカチのお手入れ

洗濯ネットを使用しないスタッフもいましたが、洗濯ネットに入れるとレースが他の衣類に引っかかることを防いでくれます。洗濯ネットを使用する際は、目の細かいものを使用しているスタッフが多いようです。

脱水した直後もレースは美しいまま!

ハンカチのお手入れ  
参考写真:(左)洗濯1回目、(右)2年ほど使用したスタッフ私物

今回は柔軟剤を使用せず、洗濯洗剤のみ使用してみました。ネットに入れて洗濯機でまわし、脱水した直後の状態です。今回は実験のために、はじめておろしたハンカチと、スタッフ私物のハンカチで比べてみました。2年ほど使用しているハンカチも、レースにぴんとハリがあり、新品と遜色のない状態です!

当店の「タオルハンカチ」のレースには、光沢のあるポリエステル100%の糸を使用しています。レースが綺麗に見えるのはもちろんのこと、洗濯機での洗濯に耐えうる強さと美しさを兼ね備えています。

乾燥機と自然乾燥の比較

ハンカチのお手入れ  
参考写真:(左)乾燥機を使用、(右)つり干しで自然乾燥

個人的な主観ですが、乾燥機を使用しても、自然乾燥でも、レースの仕上がりに違いはないように感じました。差が出たのはタオル地の仕上がりです。乾燥機を使用するとタオルがふんわりなめらかに、シワもほとんど気になりません。自然乾燥の場合は、パリッとさわやかに。シワは少し残るイメージでしたが、そのまま4つ折りに畳んでしまえば気になりません。

当店の「タオルハンカチ」が縮みにくい理由は、実はレースが付いているからなのです。額縁のように四方を縫い合わせることによって、レースがタオル地をピンと張ってくれるおかげで、天然繊維の綿が縮むことをカバーしてくれているのです。レースが付いていることで、扱いにくそうと感じるかもしれませんが、実はレースがお手入れを簡単にしてくれる役割を担っていたのですね。

ちなみに今回のアンケート結果では、タオルハンカチにアイロンをかけているスタッフは誰もいませんでした。アイロンなしで、普通のお洗濯ものと一緒に洗濯機でざぶざぶ洗えるのが、近沢レース店の「タオルハンカチ」の強みです!

おまけ

ハンカチのお手入れ  
参考写真:ハンカチを二つ折りにして、つり干しで自然乾燥

今回、20人のスタッフにアンケートを取ったところ、自然乾燥派のスタッフは基本的にはハンカチの両サイドをピンチで挟んで干しているようでした。その中でひとり、二つ折りにして干しているというスタッフがおりました。

理由は、乾いた時に半分に畳むだけで済むから。なるほど、洗濯物を畳むときに時短になりますし、洗濯ピンチハンガーも幅狭で済みますね。スタッフのライフハックを真似してみようと思いました!

まとめ

いかがでしたでしょうか。これまで、お手入れが難しそうと思われていた方には、普通のお洗濯ものと一緒に洗えることに驚かれたのではないでしょうか。

レースの美しさをそのままに、どなたにでも購入時と同じ状態で使っていただける、扱いやすいレース商品を作ることが近沢レース店の「いま」です。時代に合わせて、ものづくり、レース作りも変化していくものだと思っています。

これまでレースを取り入れることに迷っておられた方には、ぜひ生活にレースを取り入れて、「夢とゆとり」を感じていただけたらと願っています。

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