かぎ針で金属を編むという技法にはじめて出会ったのはロンドン留学時代です。大学の図書館の技法書にチェーンを作る技法として載っていました。
なんて繊細できれいなんだろうと早速試してみましたが、上手くいかず、1回で挫折。帰国後、天然石のビーズや樹脂製の花のモチーフを活かし製作していましたが、 次第に、パーツとパーツを繋ぐための台座として編んでいた銀線の方に関心が向いたのです。
思い切って銀線だけを形作り、色も黒くいぶしてみたところ、 「これだっ!」と直感する作品が出来上がりました。
シンプルでストイックな銀線の世界。ハレの日にもケの日にも寄り添える素材であり技法です。日常に「特別」を装う喜びを付与したい。そう思いながら手を動かしています。
<略歴>
札幌で油彩を学び、現代美術に憧れて渡英
美術館のジュエリーコレクションに心奪われジュエリー科に編入
1年だけジュエリーを学び帰国
2011年 Takahashi Naomi始動
素材:SV925(white)/Goldfilled
サイズ:幅約4.0cm、長さ約10.0cm
カラー:シルバー(RC)/ゴールド(GF)
※作家の手によりひとつひとつお作りいたします。
手仕事品のため、サイズや形にひとつひとつ若干の誤差が出ますことをご了承くださいませ。
※キャッチの金具は変更になる場合がございます。
※お品物は専用のBOXにお入れしておリボン掛けをいたします。
※近沢レース店オリジナルの紙袋をお付けいたします。
【 RC(シルバー)について 】
シルバー925に変色防止、表面保護のためにコーティングを施しております。
これは性質上、品質を永久に保障するものではありませんので、摩擦や汗などの原因により剥がれてくることもあります。
時間の経過により、ツヤ感がなくなり落ち着いたグレーへと変化します。
※ お手入れやアフターフォロー ※
シルバー専用の液体クリーナーで洗浄してください。
非常に繊細なため、クロス磨き(布状のもの)で磨くとクロスがダメになることもあるので、液体がおすすめです。
お預かりして再コーティングが可能な場合もございます。(有料)
【 GF(ゴールド)について 】
Goldfilled(ゴールドフィルド)
真鍮に厚い層の14金を圧着したもので、日本語で言う金張りのこと。
金メッキよりもはるかに厚い層で作られているため、長時間使用した場合でも、剥げてくることが少ない素材です。
時間の経過により、茶色く変色してくることもございます。
※ お手入れやアフターフォロー ※
ゴールド専用の液体クリーナーで洗浄してください。
ただし、市販のクリーナーの中には研磨剤が入っているものもあるので、 14金の層が薄くなる可能性がございますのでご注意ください。
台所用の中性洗剤で泡を立てて優しく洗ったり、汚れがひどい時は液体のシルバークリーナーを使うのも効果的です。 洗浄後はよく濯いで、しっかりと水分を拭き取ってください。
お預かりして、クリーニングすることも可能です。
Rhythm Brooch (ゴールド)- Crochet with Wire -
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