ショールを身に纏い、ワンランクアップした自分へ。普段使いしやすい巻き方や活用方法を紹介

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普段の日常に、さりげなく、そっと華を添えてくれる“ショール”素材はオールレースや綿などさまざまな種類があり、少し取り入れるだけで上品な女性らしさに。

「ストール」、「スカーフ」との違いや、巻き方、お手入れ方法などをご紹介いたします。
フォーマルなシーンでの定番アイテムですが、ファッションのアクセントとして、ショールを取り入れてみませんか?

ショールの特徴

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ショールと言えば、女性が羽織るものと思いがちではないでしょうか。ですが、発祥はインド(カシミール地方)の男性の伝統的な衣装なのです。
18世紀後半にヨーロッパへ伝わり、当時はアクセサリーと防寒用を兼ねてロンドンなどでも流行。その後、パリでも人気が高まり、様々な用途に使われてきました。そして、男性もショールを、ファッションとして取り入れるように。

基本的に、肩にかけ羽織ったり、膝掛けなどにも使用されます。フォーマルな場面で使うことが多いですが、最近ではカジュアルに着こなすことも。さまざまなファッションに取り入れることができるのも魅力的ですよね。

最近は薄手のものから厚手のものまで、いろいろな種類の生地があるので、季節やファッションに合わせてショールを選ぶのも楽しいですね。

ストール、スカーフの違い

ショールと似ているアイテムに、ストールやマフラーがあります。これらはどのような違いがあるのでしょうか?
呼び方は異なるけれど、見た目にあまり違いがなく、どう違うかと聞かれると答えに困ってしまいますよね。また、違いがわからないと、欲しい商品も探しにくいでしょう。
改めて違いを理解して、お気に入りの一点を見つけましょう!

ストールとの違い

まず、ショールとストールは、生地や見た目の違いは、ほとんどありませんが、サイズや、生地の厚みが少しずつ違います。

ストールは、薄手の生地が多いので首に巻いたり、肩掛けとしても使うことができます。素材の種類が多いのも特徴的ですね。

ショールは、ストールよりも大きく厚手の生地のものが多く、どちらかと言えば、フォーマルな場面で使用することが多いです。

スカーフとの違い

スカーフは、薄手の布で作られており、ショールに比べてサイズは小さめです。 主に頭を覆ったり、首に巻いたりして使用されます。デザインが豊富で、形は正方形が多いです。防寒にはあまり適していません。

スカーフは春や秋など、過ごしやすい季節に取り入れることが多い一方、ショールは、オールシーズン使用しやすく、厚手の生地なら防寒具(羽織ったり、膝掛けなど)としても活用可能です。

ショールはどんなシーンに使えるの?

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ショールの特徴や、ストール、スカーフとの違いについて紹介しました。実際にショールを身に付けたい!となった時も、いつ使えば良いのか、使ってはいけないタイミングがあるのかどうか、分からない時もありますよね。 ここからは、ショールが使えるシーンについて紹介していきます。

結婚式やパーティー

ショールの定番の活用シーンでもある、結婚式やパーティー。華やかかつ、上品な雰囲気に仕上げたい時に、ショールはぴったりです!暗めの色のドレスや、なにかアクセントで取り入れたいなと思う時に大活躍してくれますよ。
お呼ばれの時のNGマナーもあるので、注意しながら選びましょう。

NGマナーにならないためのポイント

1. 落ち着いた色味を選ぶ。

ドレス同様、白を選ぶのはなるべく避けたほうがいいでしょう。黒に関しては、フォーマルの基本カラーなので、着用しても大丈夫です。

「ベージュ」、「ネイビー」、「シルバー」といった落ち着いた色は、華やかでもあり上品な雰囲気にみせてくれます。

2. 素材に気をつける。

コットンやニットなど、カジュアルすぎて見えてしまう素材は避けましょう。
毛皮に関しては、仏事では避けた方がいいですが、お祝いの席では良しとされています。ただし、お着物の際は、屋内では毛皮のショールは外すのがマナーですので気をつけましょう。
レースなどは、そのような心配もなく、華やかになるのでおすすめです。

3. 柄が目立ちすぎるものは避ける。

キラキラと輝くスパンコールやラメは綺麗ですが、あまりにも大きなスパンコールやギラギラ光るものはNGです。ワンポイントや多少のラメなら大丈夫でしょう。

ただし、二次会やパーティーなどではOK!肌のトーンを上げ、魅力的な印象を与えてくれます。

これらのことには気をつけて、自分に合ったコーディネートを考えましょう。

防寒具として

少し肌寒いと感じる季節になった時に、「何か羽織りたいけど、コートを着るのはまだ早いかも」と思ったことはありませんか?
そんな時に、ちょうど良いアイテムが、ショールです。トップスやアウターの上から羽織ったり、膝掛けにしたり、防寒具としても使えます。

ファッションに取り入れたり、防寒用としても、さまざまなシーンで使うことができる、万能アイテムです。

ショールの巻き方